今年もやりました、無人島ごみひろい2015!
毎年恒例のこの行事、
今回もNPO法人ゴミンゴ・ゴミ拾いネットワークさんと一緒に
和歌山県加太市の友ヶ島まで行って参りました。
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例年はGW前なんですが、今年は5月16日(土)に開催。
大阪を出発した早朝は結構な雨で、
まさかの当日中止になってしまうんじゃないかと危ぶまれました。
開始時刻ごろにはたまに小雨が降る程度に。
晴れて暑くなるよりも動きやすくてよかったのかも。
港から島の反対側の北垂水へ歩いて移動。
11時ごろに友ヶ島海岸に到着。
いやー今年も島ごみ集まってます!
既にいい時間なのでまずは腹ごしらえです。
結構バーナーとカップラーメン持って来ている人がいました!
自然の中で食べるジャンキーなものって
こたつで食べるアイスみたいなものなのかな。
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お腹も満たされたところで開会式!
ゴミンゴの近藤さんよりごみの分別や注意事項について説明です。
主な説明事項は・・・
「危険なものもあるので注意!」
注射針や釣り糸、割れたガラス。
板から釘の先が飛び出している場合もあり、
刺さるとシャレにならないものも結構あります。
自分が触ったり踏んだりする物の状態をよく確認してから動くように気をつけること。
「缶・瓶・ペットボトル、ライターは分別!」
島ごみもきちんと分別します。
ペットボトルは中に何が入っているのかわからないので、空けないでそのまま捨てます!
「地名ごみは専用ボックスに!」
島ゴミプロジェクト実行委員会の活動の一環として、地名ごみを調査しています。
地名ごみとは、どこから流れてきたものなのか特定できるもの。
外国語は特定しやすいですね。
(だからと言って、その国が悪いのではなく、
出したゴミがこんなところまで流れてしまうんだ!と言うことなんですが)
地名が入っていても「淡路島牛乳」など、どこでも手に入るものは対象外です。
拾ったごみを使ったレクリエーションの説明も!
「毎年恒例、ボール文字!」
毎年無人島ごみひろいで大量に見つかる「ボール」
大きな浮き、ビーチボール、サッカーボール、テニスボールからピンポン球まで。
様々なサイズのボールがあらゆるところに散らばっています。
そのボールを使って、今回が第◯回目の開催なのか文字をつくります。
「大好評ごみぬりえ!」
あらかじめ作っていった台紙に
カラフルなごみを置いて塗り絵をするゲーム。
ごみひろいは結構大変なので、
気分転換したい人は塗り絵隊に参加!
そして今回はMBSさんが取材に入ってくださいます!
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ひと通り説明を受けたら早速ごみひろいスタート!
各自おしゃべりしながら、島ごみを拾います。
皆で協力してごみひろい。
MBSさんもインタビューされてました!
島ごみ、集まってきました!
ごみぬりえ用のカラフルなごみたちもだんだん台紙の上に。
島ごみ調査をしている学生さんたち。この調査もなかなか大変そう!
適時休憩もはさみ、和気あいあいとごみひろい!
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2時間もした頃にはボール文字が出来てきました!第9回の⑨!
毎年みつかるドキンちゃんボールもいます。
ごみぬりえも仕上がってきました〜〜〜!
ところどころに入る黄色や青がおしゃれ!
ごみぶくろもどんどん満杯に。
今年の参加者数は例年より少なかったのにも関わらず
なんと45リットルのゴミ袋195袋分と注射器16本を回収出来ました!
浜辺もこんなに綺麗に!
とは言え、実はよく見ると小さくて拾い切れないごみがたくさん残っています。
ごみを出してしまうと、完全に綺麗にするのは難しいのが島ごみ…。
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ひとまずごみひろいは終了!
定期船の出発までは時間があるので、
ごみひろい終了後は皆さん島内散策に出る方が多かったです。
なんてったってラピュタのモデルになったと言われるような
廃墟がある島ですからね!
廃墟には映像撮影をしている学生さんや、
しっかりしたカメラを持ち歩くおじいちゃん達がいました!
最近はコスプレ撮影の会場にもなってるみたいです。
廃墟があるエリアは別世界みたいで、
これは何度でも来たいですね!
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9回目を迎えた無人島ごみひろい。
今回もたくさんの老若男女に集まっていただけ、
皆でたのしく協力して、安全にごみひろいが出来ました!
毎年たくさんのごみが流れ着く友ヶ島。
掃除しても掃除しても、ごみはなかなかなくなりません。
この活動を通して
普段のライフスタイルを見直すきっかけになってもらえれば、と思います。
みなさん、ご参加ありがとうございました!
また来年もお楽しみに!