遅くなりましたが、3月27日の尼崎レポートをプッシュがアップいたします。
この日参加したメンバーは、計15名。
ワイワイ楽しくごみを拾いましたが、一ついつもと違ったのが、
琴ノ浦高等学校の先生よりご提案いただき、
今回はいつもとルートを変えることになったことですね!
ルート変更後そこにあったのは、日本一早く阪神タイガースのマジックが点灯する尼崎中央三丁目商店街。
3月27日現在の阪神のマジックは・・・?
144!!!
(まだプロ野球開幕してへんw)
そんな尼崎の魅力を堪能しながら、
次に現れたのは、尼崎えびす神社。
(鳥居、でかっ!)
尼崎に慣れない僕たちは観光気分です。
その神社に立つ桜の木の前でリーダーの大谷先生が、
ごみひろい参加者に、こんな問いかけをされました。
「今この木では桜が咲き始めています。
この初めに咲いた桜の花は、いつ散ると思いますか?」
三日後?
一週間後?
どれぐらいの期間かなと考えていましたが、
正解は、
「全ての桜の花が咲き終わったとき」
とのこと。
そのような桜のことを、
「友を待つ桜」
と言うんだそうです。
確かに、先に咲いた花が先に散ってしまっていては、桜の木は満開にならないですよね。
感動しました。
この話を、大谷先生はいつも学級を持つ4月に生徒に向けてされるんだそうです。
優秀で早く先に出来てしまう人は目立ちますが、
遅くから来る人を待ってあげたり、手伝ってあげたりしたほうが、
満開という大きな美しさになりますもんね。
これが日本人としての美意識なんだそうです。
桜の木から、そのようなことを学ばせていただきました。
最後、駅の近くでひどくゴミがたまってしまっている所を発見。
自動販売機のすきまでしたが、
ゴミが放置されているところって、
どんどん溜まっていくんでしょうね。
次から気軽に捨てられなくなるよう、出来る限り綺麗に掃除しました。
さて今回も、以前来てくれた高校生達が参加してくれていました。
中3生の入試で、学校が休みだったんだそうです。
一回だけ来る人は多いですが、二回以上来る人は少ない。
でも多分二回来た人は、今後の人生の何かが変わると思います。
これは単なる思い込みかもしれないですが、
二回来る人は、ライフスタイルがそうなっていく。笑
ごみひろいじゃなくても、今後何かしら世の中を支える活動をされる人なんじゃないかなぁと思います。
そして解散後、先生方と最後に話をしていましたが、
このごみひろいは、学校で言われることとはまったく逆のことが起こります。
学校では欠席すると怒られるけど、ここでは出席すると褒められる。
学校では遅刻すると怒られるけど、ここでは遅刻すると「忙しいのによう来たなぁ」と褒められる。
学校では「雑談するな」って言われるけど、ここでは「全員とおしゃべりしなさい」と言われる。
この逆加減が、参加者がリピーターになる理由なんでしょうね。
すばらしい気付きをいただき、本当にありがとうございました。
あ〜、今回も楽しかった!
(駅前のチューリップが間もなく咲きそう。次来る時にはもう咲ききってるかな?)