こんにちは!
スマブロを見てくださってありがとうございます :-)
と元気よくごあいさつをして、
いきなりですが、ざんねんなお知らせです。
本日は、普段このブログを更新している
かわいいミサトさんがおられません。
しかたがないので、新入りのサワ(30代男)が
ピンチヒッターでお送りさせていただきます。
いつものハジける若さはなく、顔文字もほとんどない、
実に落ち着いた記事になると思います。ざんねんですね。
それでは、
ミサトさん不在のかなしみにじゅうぶん浸ったところで、
レポートをはじめます。
ぼくは名古屋から引っ越してきて、
今月、大阪市民になったばかりです。
アメリカ村のごみひろいも二回目と、まるっきりの初心者。
そこで、今回は
「いまさら聞けないアメ村ごみひろいガイド」と題して、
初心者目線のレポートをしたいと思います。
* * *
アメリカ村のごみひろいは、いつも
digmeout ART&DINERというお店に集合してはじまります。
お店の近くまで来ると、
「あれ、どこかな?」と戸惑うかもしれませんが、
「アローホテル」の看板が見えたらもう安心。
くるっと角度を変えると…
ほら見えた。
下りの階段をおりて
「すいませ~ん、ごみひろいにきました~」
と声をかけるとお店の方が応えてくれます。
参加者のみなさんには、ユニフォームとトングと軍手が貸し出されます。
手ぶらでいらしても安心です。
お店(digmeout ART&DINER)の中に荷物を置く場所もありますので、
お仕事帰りでも、山を降りたばかりでも大丈夫です♪
アメリカ村ごみひろいのリーダーは、古谷マスター。
”マスター”と呼ばれているのは、
digmeout ART&DINERのマスターだからだと思いますが、
もしかしたらジェダイなのかもしれません。
この日の古谷マスターは、会うなり「ゼロゼロや」とつぶやいていました。
なんのことだろう?と思っていたら、
サッカーのワールドカップ予選が気になっているご様子。
お店の中にもテレビで観戦しているお客さんがおおぜいいました。
参加者は、マスターを中心に輪になって集まり、
「これが可燃」「これが資源」と
ゴミ袋や道具の説明をしてくれるのを聞きます。
それから、夜の町に繰り出すのです。カッチョイイです。
みんなユニフォームを着ているので、はぐれる心配はありません。
ただ、下ばかりみて歩くので車などに注意が必要です。
この日は午前中に雨が降ったこともあり、
いつもよりゴミは少なめでした。
慣れてくるとゴミを見つけるのが楽しくなってきて、
街路樹の脇、植え込みの中などをくまなく探すようになります。
参加者の「なかったー!」の声に
反射的に「ざんねーん!」と返してしまったのですが、
よく考えると、それっていいことなのでした。
ぼく自身、参加する前は
「黙々とゴミを拾うのかな?」と思っていたのですが、
そんなことはありませんでした。
ゴミ袋にゴミを入れるときなど、
いろんなところに話すきっかけがあって、
参加者同士のおしゃべりがはじまります。
ベテランの方が声をかけてくれることもよくあります。
ゴミを拾いながらしゃべると、
普段より打ち解けやすい気がします。
歩いて身体をうごかしているからかな?
自己紹介もしていないのにふしぎです。
ゴミの多くはタバコの吸い殻です。
あっちにもこっちにも、まさかのあんなところにも
タバコの吸い殻が落ちています。
けれども、ときどき不思議なゴミを見つけることがあります。
ミサトさんは「珍」ゴミと名付けているようですが、
僕が目をつけた本日の一品は、こちら。
ダイビング好きな女性が見つけたおさかなです。
海に帰る途中、道に迷ってしまったのだとか。
この日は、いつもよりもだいぶ早く切り上げました。
ワールドカップを観たかったからです。
お店の前で輪になって自己紹介と終わりの会をします。
自己紹介を最後にするのも、このイベントの面白いところです。
でも、名乗らないままでも、なぜか周りの人と話せてしまうんだよなあ。
最後に、記念撮影をしました。
この日の参加者は8名。初参加が3名。
暑すぎず寒すぎず、気持ちのいい気候の中でのごみひろいでした。
「いいことをすると、いいことが返ってくる」と
参加者の方がおっしゃっていました。
ゴミを拾うと、なにかいいことが返ってくるのかもしれません。
捨てる神あれば、拾う神ありっていいますし。
(そんなことがあった方は、今度こっそりおしえてください。)
ご利益かどうか分からないですが、
ごみひろいを終えると毎回すーっとした清々しさを感じます。
何回、何十回といらっしゃる常連の方がいるのもうなずける気がします。
そんなアメリカ村ごみひろいは、毎月、第二・第四火曜日に行なっています。
次回は、6月26日(火曜日)20時から。
雨天の場合、中止になってしまうのですが、梅雨の晴れ間になるといいなあ。