実績紹介-projects-
これが未来のオーケストラか?!

The Work – Music Project –

http://the-work.jp/
https://fb.com/thework.music

テーマ:オーケストラの新たな芸術価値創造、若者就労支援
クライアント:日本センチュリー交響楽団

Detail

この一音に、自信をのせて。
異色のコラボレーションで展開する新たな芸術価値創造プロジェクト

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若者、オーケストラ楽団員、若者就労支援員が、楽器や身近な生活雑貨などを用いた音楽作品創作、発表イベントを実施。およそ3ヶ月間の体験プログラムの中で、若者のよりよい暮らしや就労につながる社会人基礎力を養成します。プログラム終了後は、若者自身の希望をヒアリングし、ハローライフで就労・就業支援を実施していきます。楽団員も参画し、芸術家と聴衆の間の共有にとどまらない、オーケストラの新たな社会的価値を創造します。

オーケストラの社会的存在意義

日本センチュリー交響楽団は社会の一員としてのオーケストラとして活動していくにあたり、社会のあらゆる層へ音楽を提供したい。また、あらゆる層から求められ、コンサートの提供だけにとどまらないオーケストラになるため日本センチュリー交響楽団自らがその方法を創造し、パイオニアとなり、社会全体へ提案したい。

芸術的な挑戦

オーケストラは過去の偉大な作曲家が残した作品を高いレベルで再現することが活動の中心であり、音楽の供給側と需要側に行きすぎた細分化が起こっているように見える。同じ時代を生きる人々とともに創作活動をすることで、芸術団体としての「創造性」を高め、真の意味でのコンテンポラリー音楽を生み出したい。これは現在と未来の音楽界に対しての義務でもある。3期目である2016年度は、ボーンマス交響楽団によるプロジェクト「Geo opera」の一環として、イギリスの若者と共に、言語・国境を越えた音楽創作に取り組んだ。

3楽団員の才能の活用と育成

専門的な教育を受け、芸術的に高い技術を持つオーケストラの楽団員をコンサートホールに閉じ込めておくのではなく、その才能・能力を上記のように様々な分野で活かすともに、楽団員も多くの人と触れ合い、その才能を発揮することで音楽家として大きく成長することを目指したい。

オーケストラへの支援獲得

上記のようにオーケストラへの社会的要求が高まると同時に、オーケストラへの支援への考え方も複雑化している。例えばホームレス社会復帰支援と富士山の環境保全とオーケストラ支援のうち、どれに寄付することが重要か?という風に見られていると考えるべき。多くの分野で活動し、影響をあたえる楽団になることが不可欠である。

マーケティング、新しいビジネスモデルの模索

オーケストラは人口の約2%と言われるクラシック音楽の顧客をどのように奪い合うかという努力を続けているようにも見える。また2%の顧客を3%、4%に増やすにはどのようにするべきかに日夜知恵を絞っている。オーケストラに触れる全ての人を顧客と考え、人口の2%ではなく残りの98%にどのようにオーケストラを売り込むかという考え方をすれば、新しいマーケティングやビジネスモデルが生まれる。そのためにはコンサート以外のオーケストラの商品が必要であり、コミュニティ/教育プログラムをそのラインナップに加えたい。

背景

国の第3次基本方針に「教育、福祉、まちづくり、観光、産業等周辺領域への波及効果」「コミュニケーション教育」「社会的便益を有する公共財であり社会包摂の機能をもつ」と明記され、また大阪府市文化振興会議においても「「芸術のための芸術」から「社会のための芸術」へのシフトという潮流の中、芸術家・芸術団体は持てる能力・ノウハウを福祉・医療・教育・まちづくり・観光などの他分野に活かすことが求められている。」と提案されているように、社会全体からのオーケストラへの要求は多様化しています。

スマスタが運営するハローライフを利用する、働きたいという意志を持ち行動を起こすものの就労に至っていない若者を参加対象としました。同じ立場の仲間や様々な社会人との共同作業・共同体験は、自信を失っている若者への大きな効果が期待されます。ひとつの音楽作品をつくりあげる過程を通じて、自身の就労や暮らしに必要な社会人基礎力を身につける体験型プログラムを提案・実施しました。最終日の7月6日には大阪駅南ゲート広場での発表イベントを開催し、大盛況となりました。
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